March 18, 2012

THANKS!



最後に行った <CAFE FANNY>。
もちろん朝7時に 金熊荘から。


March 3, 2012

PEACH


桃の実は不老長寿や厄よけの果実で 中国では祝い事の象徴とされた。
カステラはかつてスペインに栄えたカスティラ王国のパンとして
ポルトガル人によって伝えられたもの。
そのふたつをあわせて祝い菓子に仕立てたのは 長崎の人たちだ。
カステラの上にフォンダンがたっぷりのった 甘い甘い菓子。

桃の節句が近づくと 普段は桃カステラをつくらない店にも
桃カステラが並ぶというが ぼくはその季節に行ったことがない。
あの『岩永梅壽軒』も2月から桃カステラをつくるらしいのだ。
不用意に「いつか食べてみたい」と口走ったら
長崎の友人から小包みが届いた。なんと親切な。

ちょうど鹿児島から帰ってきた日。そして明後日から松山へ。
まるで図ったように 桃の節句とその翌日だけ東京に居るのである。
桃の節句がこんなに嬉しかったのは 人生初かもしれない。


February 28, 2012

FISH MARKET



鹿児島市役所の裏に『COFFEE INNOVATE』ができたばかりのとき
ぼくはそこを まるでカリフォルニア州のベイエリアとか
オレゴン州のポートランドにありそうな店だというふうに書いた。
すごく天井が高くてゆったりとした広いスペースに
エスプレッソマシンの目立つカウンターが主役のようにあって
テーブルや椅子はあまり置かないという
見た目のスタイルは まだまだ日本には少なくて
むしろ彼の地のコーヒーショップに近いと思ったからだ。

昨日の午前8時くらいに 漁連へ朝御飯を食べに行ったら
購買部の前に『COFFEE INNOVATE』のカートが出ていた。
ニットキャップをかぶったオーナーの濱野くんが
市場で働く人たちの注文を 楽しそうにさばいている。

濱野くんもときどき漁連の食堂を利用していたらしく
その度に 市場で働く人たちが自販機の前に並び
コーヒーを買う姿を見かけていたのだそうだ。
缶入りではなく 淹れたてのおいしいコーヒーを飲んでもらいたい。
そう考えた彼がいろいろ手を尽くし ようやく開業にこぎつけたのが
昨日の朝だったというわけだ。

たぶん市役所裏の『COFFEE INNOVATE』は
その見た目から「オシャレな店」と思う人が多いだろう。
そのオシャレな店が カートを出す場所として選んだのは魚市場だった。

「高いな」とか「並ばなきゃならんのか」とか
みな口々に照れ隠しみたいな文句を言っては 注文をする。
コーヒー1杯が 人々を笑顔にさせている。
生き生きとした場所にある コーヒーカート。
見ているだけで 朝から幸せな気持ちになれた。

『COFFEE INNOVATE』はその外見だけが新しいのではない。
マインドや行動力も 新鮮さに満ち満ちている。